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血管内にカテーテルを通して、レーザーファイバーを挿入し、その先から照射されるレーザー光線によって、逆流を起こしている血管を焼きつぶす治療法です。 数分のレーザー照射時間で、逆流血管を収縮・閉塞させてしまいます。治療全体で約10〜30分程度です。 閉塞された血管は、やがて体内に吸収されます。静脈は、足全体に張り巡らされているので、一つの血管を閉塞してもほかの静脈を流れていくことができるため、全く問題ありません。
・治療時間は10〜30分程度なので、当日歩いて帰宅できます。レーザーの照射時間は数分程度で、針で小さな穴を開けるだけなので、傷口が小さいです。切開はしません。注射針を刺して直径1mm程度のごく小さな穴が傷口として残るだけです。 ・局所麻酔で治療でき、痛みも少ない局所麻酔の効果は、数時間継続しますが、患部周辺の皮膚の浅い所だけなので、すぐに歩くこともできます。 ・血管を取り除く従来の方法と変わらず治療効果は高いです。該当の血管を閉塞させてしまうため、再発率は極めて低いです。 ・血管内レーザー治療が可能なのは、血管の太さが10mm程度以下の場合です。 ・血管が10mmを超えると、保険適用外の皮膚照射(レーザー)治療となります。 ・血管が20mmを超えると、血管を引き抜く手術(ストリッピング手術)となります。カテーテルを挿入できないほど、極端な血管や、血管が固まりやすい方、特定の薬を服用している方、アレルギーなどで麻酔ができない方もレーザー治療はできません。
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