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下肢静脈瘤の日帰り治療タイトル

フォーム硬化療法って?

フォーム硬化療法って? 日帰りで受けられる「フォーム硬化療法(こうかりょうほう)」は、保健適用です。
 細い血管や蛇行が極端な場合に用いられる治療法となり。下肢静脈瘤の治療法yとしては、歴史が一番あります。


「フォーム硬化療法とは?」

皮射レーザー治療とは?・下肢静脈瘤の治療としては、最も歴史が古く19世紀から行われている方法で、静脈に「硬化剤」を注入して、血管の内側を壊し、その上でしっかり圧迫することでくっつけます。

・注射のみで治療できるため、レーザーファイバーを挿入できないようなうねった血管に対して特に有効で、多くの場合は、細い血管に対して行います。1回の治療でかかる時間は10〜15分程度です。

1回の治療でかかる時間は10〜15分程度です・「ポリドカノール」と呼ばれる特殊な硬化剤を注入し、注射後に弾性包帯で、足を固定することで圧力を加えます。

・以前は、液状の硬化剤を使用していましたが、液状の硬化剤は、治療効果が悪いため、現在では空気と混ぜて泡状にした「フォーム硬化療法」が増えてきています。

治療回数は、小さな静脈瘤であれば1回ですみます・治療回数は、小さな静脈瘤であれば1回で済みますが、太い血管や範囲の広いものは、回数も多く必要なため、期間をあけて何度か行ったり、ほかの治療薬と組み合わせて行います。ある程度の太さのある血管に対しては、根本的な治療になるとは言えません。

・注射のみとは言え、血管内で血液が固まるために、しこりのような小さな血栓ができ、皮膚に色素沈着が生じる場合もあります。
 この症状は、治療してから1〜3ケ月後に現れて、多くの場合は、半年から1年ほどで消えてその後はなくなります。



「フォーム硬化療法のメリットって?」

フォーム硬化療法のメリットって?・下肢静脈瘤の治療の中でも、歴史があるので症例が多数あります。

・血管内レーザー治療が対応できないうねうねとした血管や細い血管に対応することができます。

・液状の硬化剤での欠点を補うため、泡状(フォーム)の硬化剤を用いることが増えており、治療成績は大幅に向上しています。



「フォーム硬化療法のデメリットって?」

フォーム硬化療法のデメリットって?・泡状の硬化剤への改良により、治療成績が向上したとは言え、しこりができたり、痛みや色素沈着が出る場合があります。

伏在静脈に対しての効果は、まだ不確実です。また血管を100%閉じられるとは限らないので、再発することがあります。



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